韓国から日本に一時帰国 〜準備編〜

※以下2021年11月時点の情報です。

 

息子を連れての2人での帰国。

まず必要だったのが息子の入国許可を得ること。

本来であれば、二重国籍の子どもは生後決められた期間までに日本・韓国両方のパスポートを作成しなければならないのですが、息子は韓国で出生し、韓国で暮らしていることもあり、日本に3ヶ月も連続して滞在しないしなぁ…と今まで韓国パスポートのみで行き来していました。

日本のパスポートを作っていなかったんです。

 

でも今回のコロナ19に対する水際対策として、90日未満の短期滞在ではビザを免除されている国(韓国含む)に対しても、ビザが必要になりました。

つまり外国人が1日でも日本に滞在する場合、ビザが必要ということです。

 

よって我が家の息子も、手続きが必要になりました。

 

のちに間違いだと気づくのですが、韓国パスポートを使うから短期滞在ビザを申請しよう!と準備を始めました。

日本にいる母の助けを借りて、戸籍等の書類を送ってもらい…

 

いざ申請に行ったところ「日本国籍を有する子どもは、ビザではなく日本のパスポートを申請してください」とのこと。

大使館HPに記載されていた[日本人・永住者の配偶者又は子]という区分は、どうやら韓国籍を選択した人のことを指すようで…日本国籍を持っている場合にはパスポート申請をするということみたいです。

よくよく考えたら、そうだよなぁと納得行くんですが、必死になっていて気づきませんでした;;失敗!

 

幸い、準備していた戸籍を持ってパスポート申請へ。

申請時は親の私だけで行きましたが、受け取りの際は本人確認が必要なので子どもも一緒に。

申請〜受け取りまでちょうど1週間でした。

 

 

 

 

受け取り次第、飛行機のチケット予約。

この時、息子の旅券情報を日韓どちらにするかですが、大使館でパスポート受け取りの際に伺ったところ、必要に応じてとのこと。

どちらでもいいということですね。

ただ、今の状況下では日本入国時は日本の、韓国帰国時には韓国のものを使ったほうが良いのでは、と助言いただきました。

 

 

 

そして残るはコロナ関係の証明書。

 

ワクチン接種については、私自身は9月の時点で2回目のワクチン接種済、同行の息子が幼児のため未接種。

ただ6歳未満の子はワクチン接種ができないため、監護者の陰性証明書をもって認められるとのこと。

日本入国時にワクチン接種証明書を提出することで自己隔離期間が14日間→10日間に短縮できるとのことでしたが、未接種の子どもが一緒なので14日間隔離確定のため、接種証明書は持参しませんでした。

 

 

入国72時間以内のPCR検査陰性証明書について。

まず、仁川の私の住む地域では、保健所や簡易検査所のようなところでは日本入国時に十分な証明書の発行ができないようでした。

できても韓国国内で使う簡易的なもの、韓国語のみで、検査所に行くと[海外出国時の使用には不適]とあらかじめ告示されているところが多いみたいです。

近場の大きめの総合病院に問い合わせて、1件目はNG、2件目で発行可能とのこと。

電話確認は必須ですね。

検査自体の予約は不要でした。

病院の外にコロナ検査用のブースが特設されていて、全て屋外で完結するため、寒さ対策をしていくことをお勧めします。

また感染疑いの人も同じ列に並ぶので、KF94マスク+ソーシャルディスタンスで、幼い子がいる親であれば、可能な限り検査が必要な本人だけで、子どもは連れて行かない方が安全かと思います。

少し並びましたが、検査自体は一瞬で、受付から15分位で終わりました。

検査前に精算で証明書も合わせて11万ウォンちょっと。想像より高くなくてちょっとラッキー。

午後に検査、その日の22時頃にSMSが届いて無事陰性でした。

翌日の決められた時間内に証明書を受け取りに行って、完了。

 

 

こんな感じで準備を終えて、今は無事日本にいます。

相方さんには久しぶりの自由を満喫して欲しかったのだけど、韓国は感染者が急増しちゃって、もう少し増えたらロックダウンするかも、みたいです。

あと何年か後には、マスクなしで心配なく生活できる日が来るんでしょうか。

予防対策できることは全部して、気をつけていこう☁︎☁︎

 

では、アンニョーン(^O^)